System Lineup
System Lineup
01.Technology
02.Line-up
溶解炉より発生した熱灰中の金属アルミ溶湯を回収します。
アルミ溶解炉内で発生する酸化アルミ(熱ドロス)のテルミット反応を利用し、羽根による攪拌で酸化アルミ(熱残灰)とアルミ溶湯に比重分離し、アルミ溶湯はインゴットケースに取出し 残灰は冷却、分級されます 。
処理中の熱灰を温度管理します。クーラーで冷却された灰を再利用します。
他社にはない満杯時排出構造です。故障皆無の振動切出し装置です。スーパークーラーの急速冷却によりオーバーフローした冷灰をフレコン袋に採取できます。
高速灰処理機で処理された熱残灰を反転排出させます。他社にはない釜内残灰排出装置です。残灰処理プラントには欠かせない装置です。
反転装置の構造によりピット無しのFL作業が可能になります。 反転角度145度で残灰を完全排出できます。
移送機
反転機
灰処理後の熱残灰を自動的に冷却します。
(上記の規格は350型)
クーラーで冷却され分級された粒子を搬送します。
冷灰供給コンベヤー
スクリューコンベヤー
回転式の篩いになっており、クーラーより排出された冷灰を自動的に23種類の粒子に分粒します。分粒されたものはこのシステムの温度調節用の冷却灰として使用し、また、保温剤や脱酸剤、舗装材、セメントの原料等として販売、再利用 することができます。
これにより環境を保護し、資源の有効活用に役立ちます。
多くの納入実績から得られた経験をもとに、作業者の立場に立った操作回路を設定しました。安全性重視の各インターロック機構です。
設計・作業性の特長
熱灰処理の過程で産出する灰塵を集塵装置に送ることによって、灰塵が拡散して周辺環境や人の健康を害することを防ぐことができます。高速灰処理機 からの粉塵発生に、公害発生のないよう万全を期しています。